著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

日本人選手の相次ぐメジャー流出…防ぎたいなら政府はオスプレイ並みの予算をつけよ!

公開日: 更新日:

 いったいどうすればいいのだ日本プロ野球古田敦也新理事長が名球会の門戸を少し広げたぐらいでは日本プロ野球の発展はない。

 そんなにこの国にはカネがないのだろうか? 75歳以上の後期高齢者医療費窓口負担は2割に増やされて、ジジババはあえいでいる。プロ野球選手激減の要因でもある子育て予算は渋るくせに、防衛費にはこれから5年間総額43兆円もかける。ひ、ひ、ひとごろしの道具に、よ、よ、よんじゅう、さんちょうえん!

■同じ落ちるでも…

 あのな、みんなピンとこないだろ? もうちょっと分かりやすく言おう。あの(よく落ちる)オスプレイは、日本が買うとぼったくられて211億円。

 つまりだな。日本ちゅう国は吉田正尚千賀滉大の両方を5年間雇えるカネを役立たずのヘリコプタ1機に払っておるんだ。

 せめて、流出する優秀なプロ野球選手のために、毎年オスプレイ1機ずつの予算をつけよ。だれも海を渡らなくなる。

 オスプレイが自国の民家の庭先に落ちるのと、千賀のフォークが落ちるのと、どっちが見たい?

 野球というのは、それだけ価値のある娯楽ぞ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由