日本ハム新球場の経済効果は約1635億円ナリ!「日本一宣言」の新庄監督は手腕問われる
効果は絶大と言えそうだ。
先日、数々の経済効果を算出している関大名誉教授の宮本勝浩氏が、来年開業する日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の建設と本拠地移転に関し、北海道における経済効果を約1634億6174万円とした。
宮本氏は「新球場・エスコンフィールド北海道の誕生は、時間をかけて北海道北広島市に『新しいまち』を創ることになり、その経済効果は非常に大きなものになると推察される。これは『新しいまちづくり』の手本になるであろう」と述べた。
主な内訳は、建設費の経済効果が約1062億円、観客の消費額の経済効果は約572億6174万円に上るという。
新球場の最大収容人数は約3.5万人。観客動員は、コロナ禍以前の2017~19年の3年間の平均にあたる約201万人と仮定した。
新庄剛志監督(50)は「日本一だけを目指してブレずに頑張っていきます」と宣言している。今オフはオリックスからFAで伏見寅威捕手(32)を獲得。阪神の江越太賀外野手(29)ら3件のトレードを成立させた一方で、中心選手だった近藤健介外野手(29)がFAでソフトバンクへ流出した。ライバル5球団と比べて限られた戦力をどう生かすか、その手腕が問われる。
指揮官の言葉通り、チームが来季、日本一を達成できれば、北海道が活性化し、大いに盛り上がること請け合いだが…。