メッシを取材して20年…カタールW杯にはボクの知らない彼がいた「ここまで本気なんだ」
試合後にブラジルのレジェンド、ロナウジーニョと話をした。ブラジルが準々決勝で敗退した時は怒っていたけど、決勝戦の途中からピッチに降りたくてウズウズしていたみたい。
「できることならメッシと一緒にピッチ上でプレーしたい! この素晴らしい試合に参加したい! って、そう思っちゃったよ。試合を見ていた元代表選手たちはみんな同じ気持ちだったんじゃないかな」 =つづく
▽翻訳=利根川晶子(とねがわ・あきこ) 埼玉県出身。通訳・翻訳家。82年W杯を制したイタリア代表のMFタルデッリの雄叫びに魅せられ、89年からローマ在住。90年イタリアW杯を目の当たりにしながらセリアAに傾倒した。サッカー関連記事の取材・執筆、サッカー番組やイベントで翻訳・通訳を手がける。「カカから日本のサッカー少年へ73のメッセージ」「ゴールこそ、すべて スキラッチ自伝」「ザッケローニ 新たなる挑戦」など著書・訳書多数。