十両朝乃山が初日から5連勝 大関時代の悪癖&欠点克服は「あせる必要なし」

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「特にないですね」とは親方のひとり。

「力任せの相撲がたたって大ケガをし、一度は序二段にまで転落した横綱照ノ富士と異なり、朝乃山は不祥事による出場停止。相撲を見つめ直す必要もなかった。さらに立ち合いの圧力は強いので、幕内上位に上がるまでは、いくら右差し対策を取られようとパワーで粉砕できてしまう。いずれ苦労はするだろうが、欠点の改善は改めて問題に直面してからでも遅くない。朝乃山が本場所で15日間相撲を取るのは約2年ぶり。今はその日程に再び慣れることが最優先です」

 実力が問われるのはこれからだ。

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