ソシエダ久保建英が古巣R・マドリードといよいよ対戦 活躍なら「復帰待望論」再燃必至
スペイン1部ソシエダ所属の日本代表MF久保建英(21)が、25日の国王杯準々決勝バルセロナ戦に先発して後半33分までプレー。チームは0-1で敗れて準決勝進出を逃したが、久保はクロスバー直撃弾など圧倒的な存在感を見せつけた。
バルサ下部組織育ちの久保は、FC東京を経て2019年6月にスペインの名門レアル・マドリードに移籍。その後はレンタル移籍先のマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェでプレーしたが、ベンチ要員に甘んじることも多かった。ところが22年7月にソシエダに完全移籍すると主軸として好パフォーマンスを連発するようになった。
国王杯バルサ戦の前日会見で敵将シャビが「違いを生み出すことができる選手。1対1の場面に強く素晴らしい左足を持っている。多くの才能を有して自信に満ちあふれている」とコメントしたが、これが久保の掛け値なしの評価なのである。
そんな久保の活躍もあってソシエダはリーグ戦で首位バルセロナ(勝ち点44)、2位レアル・マドリード(41)に次ぐ3位(38)につけて来季の欧州CL出場権(4位まで)の好位置をキープ。このことも久保株高騰にひと役買っている。