巨人・岡本和真が今キャンプ初の外野守備練習 WBCでの「左翼レギュラー」が浮上
「現状、レフトのレギュラーは吉田が濃厚だけど、メジャー組は宮崎合宿に合流できない可能性が高いうえ、調整は各自に任されているため、実戦を含めて未知数なところがある。岡本の本職の三塁には村上が君臨していて、一塁には唯一の本職でパの本塁打王・山川が控えている。手薄な右打者の岡本和は、19年まで出場していた左翼でレギュラーの可能性が浮上しています」
■WBC後も左翼継続の可能性
20年から2年連続本塁打、打点の2冠に輝いた打撃でも存在感を見せている。この日、打撃投手を務めた2年目右腕の赤星から逆方向の右翼席と左翼席へサク越えを連発。17スイングで5本の安打性の当たりを放った。
巨人ではソフトバンクから加入した松田の評判がすこぶるいい。大久保打撃チーフコーチが「30本(塁打)打つと思う。それに見合うだけのスイングをしている」と驚くほど。この日、初めて二塁でシートノックを受け、原監督は外野起用の可能性も示唆しているが、本職は岡本和と同じ三塁である。
岡本和が17日から始まる侍ジャパンの宮崎合宿に合流すれば、巨人は三塁手が不在になるため、当面は松田が守る可能性がある。左翼のレギュラー候補ウォーカー次第ではあるが、岡本和がWBCから戻ったら、代表の勢いそのままに左翼継続。松田が三塁という布陣もありえるかもしれない。