著者のコラム一覧
反町康治日本サッカー協会技術委員長

1964年3月8日、さいたま市出身。静岡・清水東高から慶応大。総合職で入社した全日空の社員Jリーガーとして横浜フリューゲルスでプレー。94年に全日空を退社してJ湘南とプロ契約。元日本代表MF。97年に引退。2001年に新潟監督。08年北京五輪代表監督、日本代表コーチを兼任した。湘南と松本山雅でも監督を務め、20年3月にJFA技術委員会の委員長に就任。

(4)「団長は3食昼寝付き…というのは冗談です」他国との情報交換も仕事のうち

公開日: 更新日:

 ユーチューブや主催者が用意した映像ですべて見るのは必須でした。新たに発足するU─15、U─18のスタッフをどうするか、影山(雅永)ユースダイレクターと話し合ったり、他国のナショナルチームダイレクターと情報交換したり、そういった仕事もこなしました」

 ──試合の現地視察も?

「(日本代表の)ミーティングや練習と重なった時間は難しいけど、カタールでは午後10時キックオフの試合があってブラジル─セルビア戦、アルゼンチン─オーストラリア戦を見に行きました。また、我々と対戦する相手ということでスペイン─コスタリカ戦、ドイツ─スペイン戦をスタジアムで観戦しました。JFAがテクニカルスタディーグループ用に確保したチケットで一般席で見る形でしたが、新たな発見も多かったですよね」

 ──柔軟に行動できたのは日本代表のホテル、練習場が好立地だったことも奏功しました。

「練習場がホテルから車で10~15分のアル・サッドのトレーニングセンターだったのは、欧州オフィスの津村(尚樹ダイレクター)が事前に予約してくれたからです。長く代表に関わっている彼は、カタール事情に詳しくて土地勘もあった。おかげで移動負担が少なくて済みました。ドイツが(ドーハ中心街から車で)1時間くらいかかるところにキャンプ地を置いていたから不利だったかな、と感じています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も