侍投手陣が日本から消える日…ダルに感化された若手がメジャーへ大量流出危機

公開日: 更新日:

 “ダル塾”は、名古屋、大阪、そして本戦を戦う東京でも継続されている。ウエートルームに向かうダルに若手投手がくっついていくのは日常茶飯事。日々、感化され、メジャーへの思いを募らせているのが実情だ。ある若手投手は「いつかダルビッシュさんと一緒のユニホームを着られたらいいです。メジャーでプレーできるように頑張ります」と話す。

■3年目の伊藤大海も今オフ挑戦か?

 今オフのメジャー挑戦が浮上している山本由伸(24=オリックス)、今永昇太(29=DeNA)、松井裕樹(27=楽天)はもちろん、米球界関係者の間では、まだ3年目の伊藤大海(25=日本ハム)が早ければ今オフにも、メジャー挑戦する可能性があるとのウワサが広まっているという。「令和の怪物」の佐々木も近い将来、海を渡ることになるだろう。

「最近の投手は、ダルや大谷ら日本人のトップ投手がメジャーで活躍するのを見て、それが当たり前の感覚になっている。そんな中、WBC期間中にダルから多くのことを学んでいるだけでなく、大谷からも日々のルーティンを崩さず、投打でストイックに調整を進める姿に触発され、一層、選手として高みを目指し、より大きな舞台でプレーしたいという思いを募らせています。米国ラウンドで本場の空気を感じれば、ますますその思いは強くなるでしょう」(代表関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…