ヌートバー人気爆騰すでに声援は大谷超え!KOのダル救う反撃の適時打、守備では超美技
それを救ったのが、ヌートバーだった。先制された直後の三回裏無死一、二塁、中前適時打で反撃の狼煙を上げると、五回の守備では中前に落ちるかという打球をダイビングキャッチ。ファンをどよめかせたこの超美技がチームを勢いに乗せ、打線はその裏から大量9得点。自身も4打数2安打1打点と気を吐いた。
この日は試合前の声出し役を務め、「ガンバリマス。サア、イコウ!」と選手を鼓舞。すっかりチームのムードメーカーになり、ファンの間でも人気が急上昇している。
「ヌートバーのグッズを目当てに来たものの、ひとつもなかった。大谷、ダルビッシュ、ヌートバーは完売だとか。グッズの人気はこの3選手が抜けているんですって」
とは、40代の女性ファン。今や侍ジャパンの顔のひとりと言っていい。
侍関係者によれば、来日してすぐ、首脳陣にこう尋ねられたという。
「センターとライト、どっちがやりやすい?」
メジャーリーガーのプライドを尊重して希望を聞かれたが、ヌートバーは即答した。
「私はどちらでも構いません。任されたポジションを精いっぱいやります」
頼りになる男だ。