山崎颯一郎が緊急招集でオリ投手4人がWBCに…秦真司氏「シーズンへの影響必至」と指摘

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 侍ジャパンは昨14日、栗林良吏(26=広島)の離脱と山崎颯一郎(24=オリックス)の追加招集を発表した。栗山英樹監督(61)はこの日の練習後、腰の張りで離脱が決まった栗林に触れ、「久々に苦しい決断をしなければいけなかった。彼の野球人生のために決断しなければいけないと思った」と語った。

 16日の準々決勝からの3試合は負けたら終わりの一発勝負。「ここからは全く違う戦い。全ての投手を突っ込んでいく戦いになっていく。去年11月に一緒にやった(山崎)颯一郎に来てもらって、いろいろなところで投げてもらう」と招集の理由を明かした。山崎颯は7日のオリックスとの強化試合で侍ジャパンのサポートメンバーとして登板して1回無失点。その後は10日の巨人とのオープン戦でもWBC球で登板し、最速155キロをマークしていた。

 山崎颯の追加招集によって、オリックスから山本、宮城、宇田川の主力4投手が代表入り。栗山監督は「(オリックスの)中嶋監督にも迷惑をかける。僕も自分のチーム(日本ハム)で監督をしている時に、投手を持っていかれたら開幕にいろんなことを思ってしまう。その中で気持ち良く決断してもらって、中嶋監督を含め、オリックスにも感謝しています」と頭を下げた。

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