猛虎軍団が週末いよいよ中日と激突! 立浪監督の大胆な戦力編成は油断禁物
猛虎軍団が週末21日からの3連戦で中日と激突する。実に7カード目にして迎える今季初対戦。昨年の最下位チームとはいえ、侮れない不気味さを漂わせている。その理由は立浪和義監督(53)が断行した大胆な戦力編成にある。あの「オレ流常勝軍団」を彷彿させるだけに、どうする岡田彰布監督(65)。
開幕から3週間。岡田阪神がようやく中日と対戦する。他の4球団とはすでに顔を合わせ、DeNAと広島は2カードも消化。このため、岡田監督は開幕前に「オープン戦のデータを集めても意味がない。しばらく当たらんのやから、シーズンのデータで十分間に合う」とコーチ、スコアラー陣に指示したとか。いかにも合理的な指揮官らしい。
最下位からの巻き返しを期す2年目の立浪監督は、このオフに大胆なトレードを断行した。2017年の新人王・京田をDeNAに、本塁打と打点で昨年チーム2位の阿部を楽天に、それぞれ放出。代わって砂田、涌井の投手2人を補強した。