ロッテ主催試合でファンがゴミ投げつけ…プロ野球が見習うべきサッカー界の厳罰処分

公開日: 更新日:

「欧州サッカーはかつて、フーリガンによる発煙筒投げ込みや、ファン同士のケンカで殺人事件もあったほど。しかし、1990年代後半からFIFAが乗り出し、逸脱行為に厳罰を科すようになった。人種差別などのヤジを飛ばした者が永久出禁になったり、Jリーグでも浦和レッズが無観客試合の処分を食らったように各クラブチームに責任を取らせることもある。だからフーリガンなんて最近はほぼいません。仮に松坂と同様の件がサッカーで起きたなら? 最低でも永久出禁。傷害罪で訴訟もある。1991年に設立したJリーグは荒れていた欧州サッカー界を反面教師にしていたので、当初から観戦ルールに厳しいですよ」(Jリーグ関係者)

 大事なのはネットリンチではなく、公式の処分である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…