松山英樹3オーバー35位T決勝R進出も…一進一退の“首の爆弾”が選手寿命を縮めることも

公開日: 更新日:

【全米プロゴルフ選手権】第2日

「踏ん切りがつかないのはわかりますが……」というのは、松山英樹(31)の現状を懸念する関係者だ。初日は2オーバー38位と出遅れ、2日目も2バーディー、3ボギーの71。通算3オーバー35位タイで初出場から11大会連続の予選通過を決めた。

 松山は昨年3月のアーノルド・パーマー招待で首に痛みが発症。翌週のプレーヤーズ選手権を初日のスタート前に棄権すると、3月末のWGCマッチプレーは欠場した。翌週のバレロテキサスOPで復帰したが、2日目に途中棄権。大会史上4人目の連覇を狙ったマスターズも本調子とはいえず通算2オーバー14位に終わった。

 さらに、8月のプレーオフシリーズ初戦も首痛で欠場。11月のヒューストンOPも首の故障で3日目途中に棄権している。

 今年も4月のマスターズ最終日は棄権も考えたというほど首の状態が悪かったという。その後は帰国し、治療を受けたが「残念ながら戦える状態まで回復しなかった」とコメントし、5月4日からのウェルズ・ファーゴ選手権を欠場。棄権や欠場を繰り返しながらツアーを戦うという異常事態が続いている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に