松山英樹3オーバー35位T決勝R進出も…一進一退の“首の爆弾”が選手寿命を縮めることも

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【全米プロゴルフ選手権】第2日

「踏ん切りがつかないのはわかりますが……」というのは、松山英樹(31)の現状を懸念する関係者だ。初日は2オーバー38位と出遅れ、2日目も2バーディー、3ボギーの71。通算3オーバー35位タイで初出場から11大会連続の予選通過を決めた。

 松山は昨年3月のアーノルド・パーマー招待で首に痛みが発症。翌週のプレーヤーズ選手権を初日のスタート前に棄権すると、3月末のWGCマッチプレーは欠場した。翌週のバレロテキサスOPで復帰したが、2日目に途中棄権。大会史上4人目の連覇を狙ったマスターズも本調子とはいえず通算2オーバー14位に終わった。

 さらに、8月のプレーオフシリーズ初戦も首痛で欠場。11月のヒューストンOPも首の故障で3日目途中に棄権している。

 今年も4月のマスターズ最終日は棄権も考えたというほど首の状態が悪かったという。その後は帰国し、治療を受けたが「残念ながら戦える状態まで回復しなかった」とコメントし、5月4日からのウェルズ・ファーゴ選手権を欠場。棄権や欠場を繰り返しながらツアーを戦うという異常事態が続いている。

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