山川穂高謹慎で電撃トレードの現実味…ジリ貧の西武が狙う巨人、阪神の“野手5人”の名前
シーズン中のトレードだけに、相手はセ球団になるだろう。前出の編成担当が続ける。
「巨人は中島宏之(40)、石川慎吾(30)、若林晃弘(29)らが二軍でくすぶっている。原監督は『明日のスターをつくる』と、若手を積極的に起用する方針というから、中堅、ベテランの出番は限られるでしょう。投壊に悩む原監督は先日、オリックスの救援右腕・鈴木康平をトレードで獲得しましたが、まだまだ投手を欲しいはずです」
阪神では、岡田監督が守りの野球を掲げたことで、糸原健斗(30)が代打要員に甘んじている。
「矢野前監督時代はレギュラーとして通算打率も.272をマーク。二塁、三塁の守備は難があるものの、スタメンで出続ければ十分、戦力になる。ヤクルトの遊撃手・西浦直亨(32)も若手の長岡の台頭によって出場機会が激減。昨季はわずか6試合、今季は二軍暮らしが続いている。18年に138試合、20年に101試合に出場した実績があり、今季は二軍で打率.320をマーク。三塁も守れますし、戸田で塩漬けにしておくのはもったいない」
セ・パ交流戦が開幕する30日までに、電撃トレードが成立するかもしれない。