大谷今季初の2ラン2発で宿敵ジャッジに肉薄も…2年ぶりMVP獲得に立ちはだかる「地区間格差」

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間1日のホワイトソックス戦に「3番・DH」で出場し、飛距離140メートルの特大弾など今季初の1試合2本塁打を放ち、3打数2安打4打点。2戦連続アーチでチームの大勝(12-5)に貢献した。今季15本塁打とし、ア・リーグトップで18発のヤンキース・ジャッジ(31)に次いでリーグ2位に浮上した。

 二刀流の大谷は本塁打王争いのライバルに出遅れたものの、投手として90奪三振はリーグトップ。昨季同様、MVP争いはジャッジと大谷の2人が中心になりそうだが、それぞれのチームの所属する地区間格差が勝敗を分けるかもしれない。

 ヤンキースの東地区は最下位レッドソックスですら勝率5割超をマーク。開幕ダッシュ(13連勝)に成功したレイズが抜けているとはいえ、2位以下は6ゲーム差に4球団がひしめく大混戦模様。現段階では東地区がワイルドカード(地区優勝以外の勝率上位3チーム)を独占しそうな気配なのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動