大谷今季初の2ラン2発で宿敵ジャッジに肉薄も…2年ぶりMVP獲得に立ちはだかる「地区間格差」
エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間1日のホワイトソックス戦に「3番・DH」で出場し、飛距離140メートルの特大弾など今季初の1試合2本塁打を放ち、3打数2安打4打点。2戦連続アーチでチームの大勝(12-5)に貢献した。今季15本塁打とし、ア・リーグトップで18発のヤンキース・ジャッジ(31)に次いでリーグ2位に浮上した。
二刀流の大谷は本塁打王争いのライバルに出遅れたものの、投手として90奪三振はリーグトップ。昨季同様、MVP争いはジャッジと大谷の2人が中心になりそうだが、それぞれのチームの所属する地区間格差が勝敗を分けるかもしれない。
ヤンキースの東地区は最下位レッドソックスですら勝率5割超をマーク。開幕ダッシュ(13連勝)に成功したレイズが抜けているとはいえ、2位以下は6ゲーム差に4球団がひしめく大混戦模様。現段階では東地区がワイルドカード(地区優勝以外の勝率上位3チーム)を独占しそうな気配なのだ。