阪神・西純矢に“藤浪化”の危険な兆候…2人に共通の課題は「制球難とメンタル面」
「おい、問題児!」
阪神の岡田監督が珍しく“説教”した西純(21)が5日のロッテ戦、4番手で5月24日以来の一軍登板。1回3分の2を無安打無失点に抑えたものの、3四球を与えるなど、5つのアウトを取るのに36球を要した。
高卒4年目の今季は開幕ローテ入りしたが、制球難に苦しみ、3試合で1勝2敗、防御率5.65で二軍降格。再昇格後の5月14日のDeNA戦に先発し、勝ち投手になったものの、5回4失点で中継ぎに降格した。
その後も制球難は改善されず、岡田監督から説教を受けたり、再び二軍でフォーム固めをするなどしてきた。
この日は、久々の一軍登板だったが、制球の悪さは相変わらず。チーム内ではメンタル面の課題も指摘されているという。
そこで想起されるのが今季からアスレチックスに移籍した藤浪(29)だ。阪神の同じ高卒ドラ1で、制球とメンタルが課題という共通項がある。
マウンドでソワソワするなど、落ち着かないそぶりを見せるのも先輩とうり二つ。同じ轍を踏まなければいいが……。