プロ野球スカウトが今からヨダレを垂らす 来年のドラフト候補「大学3年生」3人の名前
「守りだけなら、いますぐプロでも通用すると思いますよ」
こう言うのはセ・リーグのスカウト。昨7日に日体大を下して準々決勝に駒を進めた明大の遊撃手・宗山塁(3年=広陵、175センチ、79キロ、右投左打)に関してだ。
「捕球してから投げるまでが速く、スローイングもいい。強肩で、なおかつ守備範囲も広い。打者としては昨春の六大学で首位打者になったように、率を残す中距離タイプ。足はさほど速くないが、普通以上の走力はある。最近のドラフト候補のショートでは最も評価できる選手ではないか。このまま順調にいけば来年のドラフトの目玉だし、今年のドラフト候補に入れても遊撃手としてはトップクラスですよ」
昨7日の2回戦(対花園大)で2ランを放った大商大の外野手・渡部聖弥(3年=広陵、176センチ、81キロ、右投右打)も来年のドラフト上位候補とか。右打者ながら右翼席中段まで運んだ一発に、
「スイングが力強いうえに、広角に打てる。パワーヒッターながらミートもうまい。小太り体型ですが、センターを守っていて守備はよく、肩も強い。足も平均以上です。来年のドラフトで上位指名される可能性はあります」(パ・リーグのスカウト)