エンゼルスのプレーオフ進出確率は6.5%…大谷翔平を待ち受ける「8月終戦」の最悪シナリオ
「まだ全然(プレーオフに)行ける位置にいると思っている」「去年、一昨年は完全に売り手側だったので。主力が他チームにトレードされる、それを見ている側だったのでチームとしての士気は全然違いますよね」
大谷翔平(29=エンゼルス)が、こう言っている。
エンゼルスは日本時間24日現在、51勝49敗のア・リーグ西地区3位。3球団がプレーオフに進めるワイルドカード争いは6位。プレーオフ進出圏内まで4ゲーム差だから、早々と脱落が決まって主力を売りに出した過去2年とは確かに大きく違う。
「15日のアストロズ戦でネビン監督がレンフィーフォ(26)の怠慢プレーに激怒、直後の懲罰交代があってチームに活が入った気がする。翌16日の試合は九回に大谷の本塁打を皮切りに3点差を追い付いて逆転勝ち。以降はヤンキースに3連勝するなど6勝2敗。ロッカールームのムードも明るいですから」とは特派員のひとりだ。
今後は移動日をはさんで26日から中地区3位で借金9のタイガース3連戦と、さらなる貯金も期待できる。
が、今月下旬以降は強豪との対戦が控える。ワイルドカードでのプレーオフ進出圏内のブルージェイズ3連戦、メジャー最高勝率のブレーブス3連戦、同地区のライバルであるマリナーズ4連戦、ナ・リーグのワイルドカードによるプレーオフ進出圏内のジャイアンツ3連戦と続く。