泉谷駿介「両足つっても」110m障害5位入賞! 低身長をプラスに変えた驚異のポテンシャル
「トラック競技の中で最も過酷な種目といわれる400メートル障害で為末大が2001年と05年の世陸で2大会連続の銅を取った。小柄な体(170センチ)をフルに使い、ゴール前で前を行く選手をまくるタイプでした。110メートル障害の泉谷も175センチですから障害の選手としては身長は低いが、スタートが抜群でスプリント能力が高い。走り幅跳びで8メートルを跳ぶ跳躍力もある。
小柄なのでハードルを跳んで着地してから次の動きに素早く移れる。身長が低いデメリットをプラスに変えたといえます。障害は身長が高い選手が向いているといわれてきたが、体の大小で種目適性を決めるのはナンセンス。不利といわれる体格もトレーニングで克服できることを改めて教えてくれた」
来夏のパリ五輪では悲願のメダル獲得なるか。