プールD2戦目の強豪、世界6位イングランドに異変が! 日本代表に勝機が見えてきた
トラブルはこれで終わらなかった。
19日のアイルランド戦ではナンバー8ビリー・ブニポラが、ファレル同様に危険なタックルでイエローからレッドへとカードが切り替わって退場処分に。イングランドはこの週末にフィジー戦を控えているので、講習を受けて出場停止が2試合となればジャパン戦には出場可能だがアルゼンチン戦には出場できない。
ナンバー8とキャプテンを欠いてW杯初戦の大一番に臨むことになりかねないのだ。しかも、主力選手の出場が危ぶまれるだけにとどまらず、イングランドのチーム状態があまり良くない。
10対29と完敗したアイルランド戦は、ブニポラの退場で14人になったことを差し引いても内容が悪かった。アタックを仕掛けてもタックルされた選手へのサポートが遅く、接点でアイルランドに圧力をかけられてボールをうまく動かせないのだ。
だからテンポが悪く、明らかにゲームにスピード感がない。これでは、スピード感のあるアタックを得意とするアルゼンチンやジャパンに対抗できるのか、首をかしげたくなる。