ラグビーW杯イングランド戦 日本は「金星」逃す痛恨ミス…次戦サモア戦に重要ミッション
直前のプールCで世界ランク9位のフィジーが優勝候補で同7位のオーストラリアを22対15と破り、今大会初の番狂わせを起こした流れに乗れるかと注目された日本(14位)ーイングランド(6位)戦。前半から後半の中盤にかけて、確かにジャパンは金星への流れに乗っていた。
厳しい防御でイングランドに圧力をかけ、PGで3点ずつ積み上げて前半を9対13で折り返す。失点の原因は主にゴール前でのミスだったが、逆にいえば、イングランドは攻め手を封じられて、ジャパンのミスにつけ込む以外にほとんど得点手段がなかった。
ところが、後半14分にSO松田力也が4本目のPGを決めて12対13と迫ったところで、なんともアンラッキーなトライを奪われて流れが反転する。
■松島幸太朗「あれで流れが変わった」
ジャパン陣内に攻め込んだイングランドがボールを展開したところでノックオンが起きたように見え、イングランドも一瞬足を止めたが、それでも落ちたボールを拾ったキャプテンのコートニー・ロウズがインゴールにグラウンディングする。