渋野日向子は米ツアー来季シード獲得へ崖っぷち…それでもジタバタしてはいけない
今週から始まるアジアシリーズは欠場者が多く、幸い渋野は全4試合に出場できる。
いずれも予選落ちがない大会で、ここでポイントを獲得して来季のシード入りを決めるかもしれない。それでも安定した成績を残すには時間がかかるだろう。
スイングにしろ、パットにしろ、修正すべき点はわかっているはずだ。気持ちに余裕はないだろうが、このような時は焦りは禁物。じっくりと課題に取り組むことだ。
■女子プロは国内・海外組ともに話題が豊富
それにしても、女子プロは国内も海外組も話題が豊富だ。岩井姉妹の活躍に、2週前は姉・明愛(21)が3週連続完全優勝に挑戦。腰の手術をした原英莉花(24)の復活劇に、先月は19歳の桜井心那が10代でのツアー3勝。今月は原が来季の米女子ツアー出場権を目指し、2次予選会を受け、同最終予選会には西郷真央(22)と吉田優利(23)がチャレンジする。
国内の男子プロは迫力あるプレーを見せてくれる一方、話題性という点では女子には及ばない。若手の奮起など、次の「波」を待っている。