【ボートレース】進撃のルーキー 松本純平さんは早大卒の高学歴レーサーで新婚ホヤホヤ
バイトして貯めたお金でレーシック手術をやるため、両親に電話した時に「やりたい仕事が見つかった。ボートレーサーになりたい」と伝えたという。兵庫で接骨院を開いている両親はそれを聞いて「やったらいい」と後押ししてくれた。
■情報サイト「マクール」でのバイトがきっきけ
22歳で試験を受けて見事、合格。厳しい養成所の生活には1カ月くらいで慣れた。
「最初はスピードが速くて面白かったですよ。でも、そこから難しかったですね。操縦はしっくりくるけれども、ボートが暴れないようにするにはどうするか、安定してうまく乗るにはどうすればいいのかと、いつも考えていました」
ボートレーサー生活は大学に籍を置いたままだった。卒業は今年3月。
「卒論を頑張れば、半年くらいで卒業することはできたけど、選手になったら忙しくて時間がかかってしまった。デビューして5年、時間が過ぎるのがとても早かったですね。その間はずっと勝率を上げるにはどうするかばかり考えていました」