大谷翔平もっかの希望は三冠王! 来季限りの打者専念は絶好機、球団の攻撃力がFAのカギになる

公開日: 更新日:

 大谷翔平(29=エンゼルスからFA)は常に先駆者でありたいと考えているし、これまでも自身で新たな道を切り開いてきた。

 花巻東高3年夏の岩手大会準決勝(対一関学院戦)では、高校生としては初めて160キロの大台をマーク。結果として日本ハムに入団したものの、ドラフト1位候補の高校生としては初めて日本のプロ野球界を経ずにメジャーに挑戦しようとした。日本ハムではあまたのOBの反対を聞き流して前代未聞の二刀流をこなしたし、メジャーでもベーブ・ルース以来の二刀流選手として定着。そして今季は日本人選手として初めてメジャーの本塁打王になった。

■希望をかなえる強い意志

 ボンズやマグワイアに代表されるように、メジャーの長距離打者はパワーはもちろん、体つきからしてケタ違い。日本人選手にとって最も縁遠いと思われがちなタイトルまで獲得できたのは、本人の希望をかなえたいという強い意志があればこそだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…