山川穂高加入でソフトバンクは守備位置シャッフル避けられず…ワリを食うのは誰だ?
15~19年にソフトバンクでコーチを務めた飯田哲也氏は「山川の入団で確実にチームの打力はアップします」と前置きした上で、こう話す。
「ただ、常に主力全員がスタメン出場できなくなる。基本的に山川は一塁に入り、右翼に柳田、左翼は近藤が守るでしょう。DHは柳田、中村、山川、ウォーカーの4人が状況に応じて入るのではないか。守備を考えれば、中堅には周東佑京(27)や牧原大成(31)などが適役ですし、球団としても柳町達(26)や甲斐生海(23)らを外野手として育てたいはず。そう考えると中村は代打起用が増えるかもしれません。中村をベンチに置いていくのは非常にもったいないとは思いますが、それだけ戦力が豊富ということでもある」
しかし、中村は小久保監督から「ホークスの伝統を引き継いでくれる選手」と期待されている選手のひとり。ファンの人気、選手からの人望もある。山川獲得によって中村がレギュラーを追いやられるとなれば、ますますファンの反発を招きそうだが……。