山川穂高加入でソフトバンクは守備位置シャッフル避けられず…ワリを食うのは誰だ?

公開日: 更新日:

 15~19年にソフトバンクでコーチを務めた飯田哲也氏は「山川の入団で確実にチームの打力はアップします」と前置きした上で、こう話す。

「ただ、常に主力全員がスタメン出場できなくなる。基本的に山川は一塁に入り、右翼に柳田、左翼は近藤が守るでしょう。DHは柳田、中村、山川、ウォーカーの4人が状況に応じて入るのではないか。守備を考えれば、中堅には周東佑京(27)や牧原大成(31)などが適役ですし、球団としても柳町達(26)や甲斐生海(23)らを外野手として育てたいはず。そう考えると中村は代打起用が増えるかもしれません。中村をベンチに置いていくのは非常にもったいないとは思いますが、それだけ戦力が豊富ということでもある」

 しかし、中村は小久保監督から「ホークスの伝統を引き継いでくれる選手」と期待されている選手のひとり。ファンの人気、選手からの人望もある。山川獲得によって中村がレギュラーを追いやられるとなれば、ますますファンの反発を招きそうだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇