4強揃った高校サッカー選手権は「青森山田が4度目の優勝」と専門家が予想する根拠
第102回全国高校サッカー選手権は4日、準々決勝4試合が行われて千葉・市立船橋、青森山田、滋賀・近江、東京A・堀越が勝ち名乗りを上げてベスト4が出揃った。
埼玉・駒場競技場の第1試合は、青森山田-埼玉・昌平の優勝候補同士の一戦となった。
拮抗した展開も予想されたが、キックオフと同時に青森山田の鋭い先制攻撃が炸裂し、試合は「前半4分」で決着。電光掲示板の時計が「1分6秒」とカウントされた瞬間だった。
右サイドからのクロスをファーサイドで待ち構えていた左SB小沼が、右足ボレーで合わせて先制弾をゲット。3分ほど経過したところでFKの流れからCB小泉が追加点を決めた。
完全に出端をくじかれた昌平は、青森山田の攻撃に圧倒されて自陣でクリアするのが精一杯。4-0とリードを広げ、実力上位の青森山田が順当に4強に駒を進めて国立競技場への切符を手にした。
千葉・柏の葉競技場で行われた市立船橋-愛知・名古屋戦は、市立船橋のエースでU-17日本代表の主軸FW郡司が、名古屋DFの徹底マンマークをかいくぐって決勝弾を決め、12大会ぶりのベスト4入りだ。