4強揃った高校サッカー選手権は「青森山田が4度目の優勝」と専門家が予想する根拠

公開日: 更新日:

 第102回全国高校サッカー選手権は4日、準々決勝4試合が行われて千葉・市立船橋、青森山田、滋賀・近江、東京A・堀越が勝ち名乗りを上げてベスト4が出揃った。

 埼玉・駒場競技場の第1試合は、青森山田-埼玉・昌平の優勝候補同士の一戦となった。

 拮抗した展開も予想されたが、キックオフと同時に青森山田の鋭い先制攻撃が炸裂し、試合は「前半4分」で決着。電光掲示板の時計が「1分6秒」とカウントされた瞬間だった。

 右サイドからのクロスをファーサイドで待ち構えていた左SB小沼が、右足ボレーで合わせて先制弾をゲット。3分ほど経過したところでFKの流れからCB小泉が追加点を決めた。

 完全に出端をくじかれた昌平は、青森山田の攻撃に圧倒されて自陣でクリアするのが精一杯。4-0とリードを広げ、実力上位の青森山田が順当に4強に駒を進めて国立競技場への切符を手にした。

 千葉・柏の葉競技場で行われた市立船橋-愛知・名古屋戦は、市立船橋のエースでU-17日本代表の主軸FW郡司が、名古屋DFの徹底マンマークをかいくぐって決勝弾を決め、12大会ぶりのベスト4入りだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇