ソフトバンク山川穂高ますます針のムシロ…「和田毅 流出未遂」騒動いまだ冷めず批判再燃
批判が再燃している。
ソフトバンクがFAで西武から獲得した山川穂高(32)の人的補償を巡る騒動。当初、西武は日米通算163勝左腕の和田毅(42)の指名を決めたものの、土壇場になって急きょ、リリーフ右腕の甲斐野央(27)の獲得に方針転換したとされる一件だ。ソフトバンクの監督候補でもある和田のプロテクトリスト漏れに対するファンの反発が大きく、両球団で話し合いを持った結果、甲斐野が“人柱”になったとの報道もある。
さる球界関係者がこう言う。
「人的補償の発表前に和田の流出が日刊スポーツにスクープされると、ネット上には<ソフトバンクのファンをやめる>など球団の想定以上の反発を招いた。両球団の話し合いによる決着というのはあり得る話だと思う。同時に、<和田も甲斐野も山川の被害者>とする山川批判も再び起こっている。そもそも、女性スキャンダルで西武から“謹慎処分”を受けていた山川がFA宣言、4年16億円の大型契約を結んだことに納得していないファンが多い。山川を獲得しなければ、和田と甲斐野を巻き込む今回の騒動は起こらなかったのは確か。山川の補強を巡っては、球団の王会長も批判の矢面に立っている。これにはチーム内からも同情の声が上がっていて、必ずしもみながみな山川を歓迎しているという雰囲気ではない。山川はまさに針のムシロだ」