2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点
その後もシーズン262安打、10年連続200安打などメジャー記録を次々に塗り替えたものの、チームは低迷。
02年以降は一度もプレーオフに進めず、12年のシーズン中に自ら志願して常勝のヤンキースにトレードで移籍。14年オフにはマーリンズ、17年オフにはマリナーズに出戻ったが、19年に現役を引退した。
■勝てないチームから強豪球団へ
大谷は投打の二刀流でメジャーを席巻。昨年は投げて10勝(5敗)、打っては44本塁打でタイトルを獲得、21年以来となるMVPを満票で獲得した。
エンゼルスでは投打の柱としてフル回転したものの、昨年までの6年間はすべて負け越し。一度もプレーオフに進めず、「ヒリヒリした9月を過ごしたい」と公言したこともある。
そしてFAを取得したこのオフ、プロスポーツ史上最大となる総額1000億円超で目下11年連続プレーオフに進出中のドジャースに入団。球団選びの決め手について本人は「彼ら(ウォルター・オーナー、フリードマン編成本部長)は『この10年間、ドジャースが経験してきたことは成功だとは思っていない』とおっしゃられていたので、皆、それだけ勝ちたいという気持ちが強いんだなと思う」と、常にワールドシリーズ制覇を目指す球団の姿勢だと話している。