大谷の古巣エンゼルスは崩壊寸前…GM迷走で投手陣は未整備、主力野手は低空飛行で「身売り」願うファンの声
ドジャース・大谷翔平(29)が日本時間6日、移籍後初の古巣・エンゼルスとのオープン戦に「2番・DH」でスタメン出場し、3打数無安打に終わった。試合前には盟友のトラウトと抱擁し合うシーンも。オープン戦はここまで10打数5安打の打率・500をマーク。7日のホワイトソックス戦は山本由伸が先発予定で、初の共闘になりそうだ。
一方のエンゼルスはここまでのオープン戦は8勝3敗1分けと絶好調。ロン・ワシントン新監督のもと、ネト(23)、シャヌエル(22)の両内野手、モニアック外野手(25)ら期待の若手が台頭し、オープン戦で好スタートを切ってはいるが、大谷がドジャースに流出した今季もとてもじゃないが上位進出は難しいともっぱらだ。
課題だった投手陣の整備は進まず、現状の先発ローテはサンドバル、デトマースら昨季と同じ顔ぶれ。崩壊状態だったリリーフ陣にしてもめぼしい戦力は見当たらない。ポストシーズン進出が消滅した昨年9月、年俸総額削減のために放出した5人のうちの1人だった左腕ムーア(前マーリンズ)を1年約10億4000万円で呼び戻すなど、ペリー・ミナシアンGMの迷走は相変わらず。このオフに獲得した選手の大半がマイナー契約だった。