ドジャース山本由伸がチームにもたらす意外な効果…「飛距離を60センチは伸ばせる」とベッツも太鼓判
ドジャース・山本由伸(25)が早くもチームに好影響を及ぼしている。
山本はアリゾナ州グレンデールのキャンプ地に遠投用に使うやり投げのやりを持ち込むなど、オリックス時代からの調整を継続。専属トレーナーである矢田修氏の指導のもとで行っている独自のトレーニングや調整法が今、チーム内でブームになっているというのだ。
複数の米メディアの報道によれば、筋トレをほとんど行わず、柔軟性やバランスを重視したルーティンをこなしている山本に投手はもちろん、野手も興味津々。
中でも熱心なのが今季、大谷、フリーマンとともに強力上位打線を形成するリードオフマンのムーキー・ベッツ(31=顔写真)だ。
MVPやシルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞など数々のタイトルを獲得しているベッツは、日本でMVPと沢村賞を3年連続受賞した山本の実績を高く評価。「日本で結果を残してきた彼のやり方を取り入れれば、打者にもメリットが期待できるはずだ」と貪欲に吸収する姿勢を見せている。今年の10月で32歳になるベテランは新たな取り組みについて「決して遅くはない。今は460フィート(約140メートル)のホームランは打てないが、飛距離を2フィート(約60センチ)伸ばすことはできる」と、さらなるレベルアップも不可能ではないと断言した。