巨人「新守護神(仮)」の堀田賢慎がOP戦3試合で被安打ゼロの猛アピール
阿部巨人の“新守護神(仮)”が、10日の阪神戦でも結果を出した。
堀田賢慎(22)が5-4と1点差で迎えた九回に登板し、4番の大山から始まる虎の中軸を三者凡退。オープン戦初セーブを挙げた。
ここまでオープン戦3試合に登板して、いまだ被安打ゼロ。阿部監督から、キャンプで右ふくらはぎを痛めた大勢に代わるストッパー候補に指名されている。
その大勢が同日、ジャイアンツ球場でシート打撃に登板。155キロをマークするなど状態を上げているため堀田の守護神にはまだ「(仮)」がついてはいるものの、この日も大山を最速149キロの直球で押し込み、決め球のスプリットで空振り三振に切って取るなど仮免卒業のアピールを続けている。
「2019年ドラフト1位で入団した堀田は、1年目の20年4月に右肘のトミー・ジョン手術を受けている。昨季も右肩に違和感が生じるなど、リリーフに不安があるとすれば故障でしょう。ただそれも、登板機会を限定すれば軽減される。阿部監督は勝ちパターンのリリーフ陣にもローテーション制を採用するプランを持っている。大勢が復活して堀田が中継ぎに回っても、大きな戦力になる」(巨人OB)