大谷は本当に2026年WBCに出場できるのか…MLB選手は複雑事情でドタキャンなんて当たり前
「ドジャースは選手のWBC出場に寛容ですからね」と、特派員のひとりがこう続ける。
「前回大会はベッツも正捕手のスミスも、米国代表として出場した。カーショウは保険会社の審査が通らずに断念せざるを得なかったが、保険の問題さえクリアすれば、球団も本人も出場に前向きだった。野球は28年のロス五輪で復活するし、地元のドジャースが機運を盛り上げる意味でも協力しないわけにはいかないでしょう。まして大谷はメジャーの看板を背負う選手といっても過言ではない。出ると出ないとでは、大会の注目度はもちろん、スポンサーを含めた実入り自体も大きく変わってきますからね。仮に、投打の二刀流では保険が通らないということにでもなれば、野手としての出場になるかもしれませんが……」
手術明けの大谷は今季、打者専念だが、来季以降は投打の二刀流としてプレーする。故障リスクは今季の何倍にも膨れ上がる。26年3月のWBCを迎えるのは32歳になるシーズン。年齢を考えても、WBC出場はそれまで故障せずにプレーすることが大前提なのは言うまでもない。