大谷と由伸がヤンキース3連戦でブチ当たる「最高勝率の戦力」「壮絶ブーイング」「死球禍」
大谷翔平(29)と山本由伸(25)のドジャースは日本時間8日から敵地ニューヨークでヤンキースと3連戦。
ド軍同様、巨大戦力を擁するヤンキースは目下8連勝中で、勝率.703(45勝19敗)は同.698とナ・リーグトップのフィリーズを抑えて30球団トップだ。
投手陣は先発、リリーフともに安定しており、昨季のア・リーグのサイ・ヤング賞でエース右腕のゲリット・コールを右肘の不調で欠きながら、チーム防御率2.82はメジャー1位。打線も好調で、メジャー最多の21本塁打をマークしているアーロン・ジャッジ、今オフのFA交渉で「大谷の総額7億ドル(1000億円超)のプロスポーツ史上最高額を更新するのでは」ともいわれるフアン・ソト(打率.318)の2人がチームを牽引している。
東西の老舗で人気を二分する球団同士のヤンキースタジアムでの対戦は2016年以来8年ぶりであり、全米の注目を集めているが、大谷、由伸はシビアな環境でのプレーを強いられる。
2人はポスティングシステムを使ってメジャー移籍する際、揃ってヤンキースを袖にした。大谷はエンゼルスでプレーした昨季まで、ジャッジとMVPや本塁打争いを繰り広げ、ニューヨークのファンから激しいブーイングを浴びたこともあった。相手ファンの重圧もあってか、大谷は対ヤンキース戦で9本塁打ながら、打率.218、ヤンキースタジアムに限れば.130と苦手にしている。