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春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。98年から五輪批評「スポーツ思考」(メルマガ)を主筆。https://genkina-atelier.com/sp/

個人資格での選手参加も判然としない中…組織委から突然排除されたロシア人ボランティアの失望と怒り

公開日: 更新日:

 5月初めに送った手紙への返事は長らく来なかったが、5月28日になってフランス内務省から公式な返答があり、彼らの努力が大臣の関心を呼び起こし、パリ2024安全担当責任者に再検討を託したということだ。オリンピズムに忠実なロシア人たちがパリのオリンピックとパラリンピックで世界中から集まるボランティアとともに貢献できたら、それはひとつの平和運動の証左になるだろう。その実現はフランス政府にかかっている。

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