中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か
■ウエスタン・リーグで首位快走
「立浪監督とのそんな関係性もあって、球団が11年ぶりに呼び戻した。その井上監督が率いる中日の二軍は現在、苦戦する一軍を尻目にウエスタン・リーグの首位を快走している(2日現在)。昨年まで二軍も2年連続最下位だから、大躍進だ。片岡二軍監督(現一軍ヘッドコーチ)が率いて泥沼の14連敗を喫したのがウソのよう。中日がウエスタンを制すれば11年以来となるが、その時もチームを率いていたのは井上二軍監督。改めてその手腕を見せつけている。人望もあって、私は関係者から、『一樹は次期監督の最有力候補』だと聞いている。実績、手腕、人間性からいっても、井上二軍監督を推すOBは数多くいる」(別の中日OB)
評論家の権藤博氏は、「マルティネスという絶対的な守護神がいて、勝率5割を切るというのがそもそも異常なこと。ベンチが投手力というストロングポイントを生かした戦い方ができていないということ」と指摘している。立浪監督が手も足も出なかった中日の再建は、どちらの候補に託されるのだろうか。