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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

爽やかな世代交代ににじむテニスの歴史…ウィンブルドンは「新旧対決」の末、21歳アルカラスV

公開日: 更新日:

 5セットマッチを7試合戦うグランドスラムのフィナーレはいつも美しい。

 前人未到のメジャー通算25勝が目前だったジョコは、6月に膝の手術を受けたばかりだ。そのことには触れず、すべてにおいて君が上回っていたと、笑みを浮かべて若者を称えた。147年、137回目の“聖地”の歴史にふさわしい爽やかな世代交代の絵図だ。

 この激しい男子決勝がウィンブルドンのトリではない。その後、センターコートではミックスダブルスの決勝が行われ、今年は38歳の謝淑薇ペアが優勝した。

 テニスの起源はビクトリア朝における社交の場、男女共同で規則を蓄積してきた唯一のスポーツだ。だから男女同額賞金だとも言えるが、常に相手への敬意と思いやりが求められ、技術や勝敗や記録だけでなく人となりが期待される……学校対抗の勝ち負けで発展する日本の庭球史とは根っこが違う。新しいスターが育つワケを改めて知らされた。

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