佐々木朗希はどっちのユニホームを着ている? 来年の日本開幕戦はドジャース対カブス
「おそらく今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦するであろう佐々木に関しては、29球団がドジャースとデキているとみているどころか、ドジャースのタンパリング(事前交渉)すら疑っています。佐々木がドジャーブルーのユニホームを着て日本に来れば、ドジャースの日本での注目度はさらにアップしますからね。長距離移動のハンディを差し引いてもメリットは大きい」(別の特派員)
しかし、佐々木に対しては、実はカブスも獲得を狙っている。
22年オフの鈴木に続いて、23年オフは今永を獲得。2年続けて日本人選手を獲得したことについて、ホイヤー編成本部長は「カブスは日本人選手の成功のためのサポートを強化し続けたいという思いの表れ」と話している。福留孝介、藤川球児、高橋尚也、和田毅、上原浩治、ダルビッシュ有……。カブスはこれまでも多くの日本人選手を獲得しているが、
「最近は特に日本人選手の獲得に熱を入れています」と、ア・リーグのスカウトがこう言った。
「ホイヤー編成本部長は昨季終盤、来日して佐々木や村上宗隆(24=ヤクルト)をチェックしているし、別のフロント幹部は日本で佐々木に近い関係者と直接会って話をしています。鈴木も今永もポスティングですが、他球団の条件が出揃ったタイミングを見計らって、それらを上回る大金を積んで獲得にこぎつけた。佐々木に関しても何らかの秘策があるに違いありません」