ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

公開日: 更新日:

日米の人的交流までチャラに

 メジャー球団が佐々木に対するタンパリング疑惑のあるドジャースに腹を立てるのは理解できるとして、その弊害は回り回って日本のプロ球団にも及んでいる。ドジャースの疑惑のために、人的交流までチャラになってしまったのだから。

 メジャー29球団はもちろん、日本のプロ球団までドジャースのタンパリング疑惑のあおりを食っている。怒りのベクトルは、いきおいドジャースと怪しい佐々木にも向くことになる。

ロッテナインの思いはファン以上に強烈

 さて、右腕のコンディション不良のため戦列を離れている佐々木は去る20日、本拠地で日本ハム戦の試合前のチーム練習に合流。吉井監督ら首脳陣が見守る中、ブルペンで投球練習を行ったものの、一軍復帰のメドが立ったわけではない。翌日から再び二軍の浦和で調整している。

 佐々木はプロ5年目ながら、年間通して先発ローテーションを守った経験が一度もない。

 オフのメジャー挑戦がウワサされる今季は大車輪の活躍が期待されたものの、6月13日に2度目の登録抹消。以来、ファーム暮らしが続いている。

「入団時から過保護と言われるほど大事に育ててもらいながら、チームに大した恩返しもしないままメジャー、メジャーってのはあんまりじゃないか」

 これが大方のプロ野球ファンの正直な気持ちだろうし、実際に球場で戦っているロッテナインの佐々木に対する思いはファン以上に強烈なものともいわれている。

 かくして佐々木には全方向から猛烈な逆風が吹きつけることになる。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木朗希は昨オフ、“母親と一緒に”球団サイドと「泥沼交渉劇」を繰り広げたのは記憶に新しい。あの時、水面下ではいったい何が起きていたのか。

 ●関連記事【もっと読む】…では、その「舞台裏」について詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  2. 2

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  3. 3

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  4. 4

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  5. 5

    金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

  1. 6

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  2. 7

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  3. 8

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  4. 9

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”

  5. 10

    ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  2. 2

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  3. 3

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  4. 4

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    松原千明ちゃんとの結婚と死会員限定記事

  2. 7

    松田聖子が『博士ちゃん』昭和歌手特集でランク圏外のナゾ…令和もトップ走る聖子らしい“こだわり”

  3. 8

    巨人・阿部監督「心折れそう」…ヘルナンデス痛恨の左手首骨折離脱で現場&フロントWパンチ

  4. 9

    「24時間テレビ」に“旧ジャニーズ不要論”噴出…20年以上続いたメイン司会途絶えて視聴率回復の皮肉

  5. 10

    やす子「24時間テレビ」での好感度上昇は諸刃の剣…早くも“イジリにくい芸人”になる懸念