フェンシング男子エペ加納虹輝「フレッシュ炸裂」で “協会の汚名”そそぐ史上初の五輪金!

公開日: 更新日:

 加納虹輝(26)が日本フェンシングの歴史を塗り替えた。

 日本時間29日午前5時過ぎに行われたパリ五輪フェンシング男子エペ決勝で、地元フランスの英雄・ボレルを15ー9と圧倒。3回戦で見延和靖、準々決勝で山田優を破った“宿敵”を倒し、個人種目では日本初の金メダルを獲得した。

【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)

 2008年の北京大会で日本人として初めてのメダルとなる銀メダルを獲得した太田雄貴の活躍に憧れ、剣を握ったのは小学6年生の時。身長173センチとフェンサーとしては小柄な体格はリーチの点で大きなハンデとなるが、それを補って余りある圧倒的なスピードと剣さばきで、21年東京五輪男子エペ団体の金メダル獲得に貢献。昨年は世界ランク1位にまで上り詰めた。この日の決勝でも矢のように飛び込む得意技の「フレッシュ」を炸裂させ、リーチに勝るボレルを打ち破った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇