佐々木朗希またも「鬼門」クリアならず…3週連続で中6日先発を守れないナゾに首脳陣も苦悩

公開日: 更新日:

 ロッテ佐々木朗希(22)がアクシデントで緊急降板となった。

 昨15日の日本ハム戦に中6日で先発。0-0で迎えた二回に日本ハム・浅間の打球が左足首の内側を直撃した。苦痛に顔をゆがめた佐々木は、ベンチで手当てを受けた後、一度はマウンドに戻り、2球ほど投球練習を行ったものの、小野一軍投手コーチ、トレーナーとマウンド上で話し合い、そのまま降板となった。

 佐々木は試合後、「(当たったのは)アキレス腱の近く。投球はなんとかいけそうだったけど、それ以外のプレーができなさそうだったので」と説明。小野コーチは「トレーナーとの話の中で、やめた方がいいという判断になった。本人は投げる気持ちはあったと思う」とコメントした。結局、1回3分の1で16球を投げて1安打1奪三振。この日の直球の最速は158キロだった。

 またしても「鬼門」突破はならなかった。この日は2週連続で中6日での登板だったが、さるテレビ局関係者がこう言った。

「佐々木はこれまで、中6日で2週連続登板すると、その後、コンディションに何らかの異変が生じていました。4月は2連続で中6日登板した直後、突然中8日に間隔が空き、その後は中9日とさらに“休み”が増えた。首脳陣が『疲労』を考慮した可能性はありますが、佐々木から体調の異変を訴えたという話もある。5月に2週続けて投げた時は、登板後に『上半身の疲労回復に少し遅れが見られるための抹消』と球団発表があって離脱した。一度は復帰したものの、6月に再び抹消され、1カ月半の長期離脱につながりました。つまり、中6日のローテを3週連続で守ったことがないのだから、虚弱体質というか、なんというか……。首脳陣も頭が痛いでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  2. 2

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  3. 3

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  4. 4

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  5. 5

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  1. 6

    金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

  2. 7

    スタンフォード大・麟太郎のメジャースカウト評価は課題山積…ド軍指揮官からも耳の痛いアドバイス

  3. 8

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  4. 9

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か

  5. 10

    あるのか西武「デストラーデ監督」…黄金時代の最強助っ人が“復帰”、就任条件もクリア

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  3. 3

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 4

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  5. 5

    そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの

  1. 6

    佐々木朗希にメジャースカウト「合格点」も…“投げては休む”は米国で受け入れられるのか

  2. 7

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か

  3. 8

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  4. 9

    “異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

  5. 10

    やす子に始まり、やす子に終わった…一体、誰のための「24時間テレビ」なのか