松山英樹はゴルフは一流、コメント力は物足りず…比較される大谷翔平とはメディア対応が正反対
パリ五輪の銅メダルに続き、プレーオフ最終戦を制すれば米ツアーの年間王者という新たな称号も手にするわけだが、その松山はメジャーリーガーの大谷翔平(30)とよく比較される。2人は競技こそ異なれど、米国で活躍するトッププレーヤーだ。2013年のプロ入りも“同期生”。松山は宮城県仙台市の東北福祉大OB。大谷は岩手県奥州市出身で、ともに2011年の東日本大震災ではつらい経験をしている。
共通点が多い2人の大きな違いは報道陣に対する対応だ。
■大谷翔平は調子の良し悪し関係なく取材に応じる
大谷は試合後の囲み取材などで気の利いたコメントはしないが、意図的に質問には一つ一つ丁寧に答えようとしている。専属通訳の違法賭博騒動の際に、自分の言葉でしっかり説明する真摯な態度も好感が持たれた。
一方の松山といえば、報道陣の囲み取材ではほとんど仏頂面。不調で機嫌が悪いときは、「なんでそんなことを質問するのか」と言わんばかりの表情を見せるどころか、取材対応すらしないこともある。