大谷に襲いかかるパドレス“日系”バッテリー…ヒガシオカの的確リードにダル絶大信頼
ダルビッシュ有(38)、松井裕樹(28)のパドレスが日本時間3日、ブレーブスとのワイルドカードシリーズ(WCS)に連勝し、2年ぶりの地区シリーズ進出を決めた。6日から大谷翔平(30)、山本由伸(26)のドジャースと対戦する。
WCSでブルペン待機したダルは地区シリーズの初戦か2戦目の登板が濃厚。「54本塁打-59盗塁」と歴史的快挙を成し遂げた大谷と顔を合わせることになるが「大谷君だけじゃなく、凄くいいバッターが多い。しっかり勉強して臨みたいと思います」と、気を引き締めた。
パ軍は目下絶好調。後半戦は41勝19敗と、メジャートップの勝率.683をマーク。ナ・リーグ西地区3連覇のドジャースを猛追した勢いそのままに、ポストシーズンでも快進撃を続けている。
メジャー7年目で初のポストシーズンの舞台に立つ大谷は悲願のワールドシリーズ制覇に向けて負けられない戦いが始まる。最初の壁となるパドレスとの今季対戦成績は5勝8敗と分が悪いうえに、ダルと日系4世捕手のカイル・ヒガシオカ(34)によるベテランバッテリーに苦戦を強いられるかもしれない。