《マジで日程空きすぎ!》巨人・菅野智之「CS改革案」ブチ上げは日本球界への置き土産
「日程が空きすぎるので、ちょっとここは考えてほしいなって思うところではあるんですけど……」
かねてリーグ優勝を決めたチームの実戦間隔が空くことは懸念材料で、ナインから苦情が出ていた。菅野は「本当に(CSまで)空きすぎるなってマジで思う。やっぱり日程見直しというのは必要だと思います」とピシャリである。
雨天中止などによる未消化試合の開催を考慮する必要があるとはいえ、米球界関係者がこう明かす。
「メジャーではシーズン終了の翌日からワイルドカードシリーズが始まっています。今季39本塁打と41盗塁をマークし、ドジャースの大谷に続く2人目の『40-40』を目前にしていたガーディアンズの32歳ラミレスは、本拠地クリーブランドでの最終戦が悪天候のため中止。順延開催されるのかと思ったら、すでにポストシーズンのシード順が確定していたため、試合自体が消滅した。ポストシーズンの邪魔をしないためで、メジャーはファンを楽しませるため、間延びしない日程を徹底する。
今年からプレーオフの優勝決定シリーズが、両リーグとも5試合以下で終了した場合、その先のワールドシリーズの開幕を10月26日から23日に前倒しすることが決まっている。日本の球団幹部は『チケットをあらかじめ売っていることもあり、CSや日本シリーズの日程を急きょ変えるなんて絶対に無理。あり得ない』と漏らしていた。メジャーができるんだから、努力しないだけ。菅野本人がそう思っているかはともかく、こういう日本の保守的な体制に不満を抱いている選手も少なくありません」