ド軍に“ヤ軍主砲強奪計画”浮上で佐々木朗希争奪戦ますます激化!フリードマン編成部長は話が及ぶと激怒
ヤ軍GMが日本で関係者と…
ドジャースは岩手の大船渡高時代から佐々木を追い続けている。熱心なあまり、何度もタンパリング(事前交渉)疑惑が浮上したくらい。今年3月、MLB(大リーグ機構)が全30球団に対して、日本のプロ球団を含む他国のプロリーグのチーム及び選手との関係性や業務提携を解消するよう通達したのは、ドジャースの佐々木に対するタンパリング疑惑が原因といわれる。
10月1日、フリードマン編成本部長が来日して仙台の楽天戦で佐々木を視察。「彼に素晴らしい才能があるのは明らか。これまでさまざまな才能ある投手を見てきたけれど、彼は過去に米国に来た才能ある投手たちの仲間に入る人材」とコメントしたことについて、「秋波を送ったようなもの。タンパリングにあたるのではないか」とMLBに抗議したメジャー球団も中にはある。
「会見で佐々木について聞かれたフリードマン編成本部長が激怒したのは、何度もタンパリング疑惑を指摘されていることと無関係ではないでしょう。それだけナーバスになっている証拠ですよ。“日本で見たことがある”とか“ノーコメントだ”と受け流せば済む話ですから」と、ア・リーグのスカウトはこう続ける。
「佐々木に関してはヤンキースも、かなり熱心に動いています。日本在住のスカウトが佐々木の周辺を突っ込んで調査、ドジャース以外に怪しい動きをしている球団についても調べ上げていますからね。キャッシュマンGMは日本で佐々木の関係者と話をしたことがあると聞きました。フライング気味のドジャースを出し抜くつもりなのでしょうね」
ヤンキース-ドジャース。1981年以来、43年ぶりに実現した東西の名門球団同士のワールドシリーズに、米国が沸いている。
ワールドシリーズ第2戦までの平均視聴者数は約1455万人で、これは2017年(アストロズ-ドジャース)以来の好スタートという。
日本時間30日の第4戦はヤンキースがドジャースに勝利。本拠地のニューヨークで王手をかけられながら1勝3敗と徳俵に足がかかった状態で踏ん張ったが、グラウンド外の両球団によるソトや佐々木の争奪戦もかなりヒートアップしているようだ。