キャディー仲間からは「もったいない」…かつて実績のある2人からのオファーを断ったワケ
その選手から「梅原さん、お願いします」と連絡があれば「商談」成立です。
2週間前の男子のファイナルQT(下関)ではこんなことがありました。
当初は上井(邦浩)君のキャディーをやることが決まっていたのですが、前々回紹介したように、カシオワールドで奇跡的にシード入りを果たし、空いてしまいました。次に約束していた手嶋(多一)さんがまさかのサードQTで失敗。ファイナルQTは知っている選手が少ないので、キャディー仲間が頼りです。情報が入り、試合前日に急きょ松上和弘君とコンビを組むことになったのです。
20年ぐらいまでは、シーズンを通して1人の選手につきっきりの「専属契約」が多かったのですが、今はほとんどいないんじゃないかな。
最近の選手はいろんなキャディーを使いたいようだし、キャディーも1人だけについていると、しっくりこなくなった時にしんどくなりますからね。
それでも今だから言えることですけど、大山志保ちゃんや上田桃子ちゃんのバッグは専属で担いでみたかったなぁ。