琴桜は年明けの稽古総見で「3勝10敗」でも綱とりに無問題、これといった不安もなしの根拠
かつての大相撲は「力士の仕事は稽古、本場所はテストのようなもの」と言われていたが、そうした意識も時代とともに変化しているのだろう。
琴桜は年末の冬巡業では順調そのもの。稽古総見の前日は幕内力士と30番相撲を取るなど、これといった不安は見当たらない。
「稽古で強さを発揮するタイプの力士でもありませんからね。ただ、稽古総見の会場は暖房の効きが悪かったのか、本人は『寒かったです』と言っていた。精彩を欠いたのは、相撲を取る前のアップで思うように体が動かせず、体が温まっていなかっただけではないか」(前出の親方)
先場所同様、攻めの相撲を貫ければ、昇進も遠くはなさそうだが。
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日刊ゲンダイは冬の巡業中に琴桜を直撃。綱とり、技、駆け引き、先代などについて、とことん語ってもらった。
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