令和を迎えたツアープロのランチ事情…プロがまともな食事がとれませんからキャディーはなおさらです
プロのバッグは平均18キロぐらいの重量があり、僕はそれ以上なら重く感じ、それ以下なら軽く感じます。バッグが重くなるのが嫌で、自分の食事をバッグに入れたことはなかったですね。
キャディーになったのは25歳。朝食をしっかり食べてもスタートまでに2時間くらいありますから、4番ホールぐらいでお腹がすいてくる。ろくに仕事ができないのにパンやおにぎりを食べるわけにはいきません。ティーイングエリアに設置されているドリンクボックスの水や清涼飲料水をガブ飲みしていました。
それでもお腹の虫が「グーグー」鳴く。この「鳴き声」は静かな時には周りに聞こえるもので、お腹を押さえても、へこましても効果なし。恥ずかしい思いをしたものです。
今はどうか。朝食は愛車の中でご飯を炊き、インスタント味噌汁が定番。もう一品は僕のYouTubeの視聴者さんからいただくご当地のレトルトカレーや前日にスーパーで購入したカツ煮や唐揚げ、だし巻き卵などが多いですね。野菜不足なので、たまにレストランに入ってサラダバーがあるとモリモリ食べます。
昨年50歳になり、肩で担いでいた選手のバッグは自分専用の電動カートに載せることが多くなりました。昼食のあんパンやドリンクは「重量」を気にすることなくカートのカゴに入れています(笑)。