日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」
「言っていることがブレない」
「選手をちゃんと見てくれているというか、DMでの言葉のかけ方がうまいですね。何より、就任してから言っていることがまったくブレない。常に競争、相手が嫌がることをやる、一つのことに固執しない、という。最初は戸惑いもありましたし、人それぞれ理解のスピードがバラバラだったかもしれませんが、考え方がブレないから、今はすごく理解しやすくなりました。僕は梨田監督、栗山監督の下でやって、それぞれ個性はある中で、言い方が適切かどうかはわかりませんけど、新庄監督は、いわゆる王道ではないやり方。
それが自分にとって大きいものだったんだと今は思っています。昨季は2位に入り、エスコンフィールドでCSファーストステージを突破した時に、これまで経験したことがないくらい鳥肌が立った。みんなそうだったんじゃないかなと。今年のキャンプの入り方も、みんな出来上がった状態で入ってきてますしね。今季は優勝? まあ、なかなかうまくはいかないですけど、戦える力はあるわけですから、しっかりやらなあかんな、っていうのはあります」
就任4年目、「新庄のDM」はレジェンドが完オチするくらい、破壊力が増しているようだ。
◇ ◇ ◇
日本ハムは今オフ福谷浩司を獲得して3年連続FA補強に成功した。いずれも提示した条件などは決して他球団より有利だったとは言い難いが、それでもなぜ、選手を引き込むことができているのか。その裏には「圧倒的プレゼン力」があるという。いったいどういうことか。FA戦線に何が起きていたのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。