健大高崎・青柳監督が今大会No.1右腕を語る「日本の球団の評価が低ければ、米国へ行ってもいい」
──当時、石垣は北海道選抜として、沖縄で行われている中学のシニア大会に出場していた。
「僕らは石垣島でキャンプをしていたんです。大会をやっていたのは久米島。石垣島からは近いんじゃないか、なんて思って行ったんですが、意外と遠かったです(笑)。でも、そのおかげで石垣を知ることができたので、運が良かったです。洞爺湖シニアでは、背番号は大きな数字でしたね」
──入学してからはどうでしたか?
「最初は球速こそ出ていましたが、全然ダメ、ちゃらんぽらん(苦笑)」
──優勝した昨年のセンバツで甲子園デビューをしました。
「当時エースで、法大に進学した小玉湧斗がケガをしてしまったんです。1年生だった佐藤龍月(3年)はメンバーに入っていましたが、1年生が1人だけじゃかわいそうだったので。でも、試合では制球こそアバウトでしたが、いいボールを投げていましたよ」
──本人は球速にこだわりがあり、170キロを目指しているとか。