ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家
「3億ドルの5分の1、6000万ドル(約86億円)程度ではないか」とは、メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏。
「レッドソックスの吉田正尚(5年総額123億円)、カブスの鈴木誠也(5年128億円)がそれぞれ、年俸に見合った働きをしていないと判断され、日本人野手の評価が落ちているのが現状です。吉田は『出塁率が高い先頭打者タイプ』との売り込みで大型契約を結んだが、年俸が高すぎてトレードすらままならない。『5ツールプレーヤー』と言われた鈴木も昨季まで2年連続で20本塁打をマークしたものの、『指名打者としては物足りない、30本塁打は打ってしかるべき』とみられている。村上は日本より平均球速が速い直球への対応が課題になるうえ、三塁、一塁守備もうまいわけではない。大谷翔平ら日本人選手を多く抱えるドジャースが好条件を用意して獲得に乗り出したとしても、さすがに2億ドル、3億ドルを出すことはないでしょう」
近日中に一軍に昇格するというが、メジャーから好条件を得るためには、速い球を確実に仕留める必要がありそうだ。